羽根田-カンポス彗星発見の地

仙台市天文台を見学した後、仙台で一泊しR6で帰路。ETCがあれば古川のある、 パレット大崎にでもいきたいところだけど(^^;

とりあえずの予定は角田宇宙センターを見て南下し南相馬市博物館で、羽根田-カンポス彗星関連の展示と発見の地を見る予定だったけど、宇宙センターは冬季休業でなんにも見れないことが判明。事業仕分けの影響下!? 
ドタバタしてたら時間がなくなり博物館は諦めて、昼飯を食べたら羽根田-カンポス彗星発見の地に向かう。


馬事公苑や馬場の湯が目印で県道の入り口に道標があるので間違わずにいけるはず。(なお駐車場はありません)
道路からちょっと下った先の田んぼの中に「すい星発見の地」大きな看板が立っている。

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観測所跡は、たくさんの石を積み上げてコンクリートで固めたかなりしっかりした土台が作られておりこの上に回転できる観測小屋があったらしい。
詳しくは→羽根田利夫氏訪問記

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ところでこの「すい星発見の地」といのは、故・羽根田利夫さんの観測所跡。
福島県(原町市/現・南相馬市)での唯一の発見で、発見した(1978年9月1日に発見)羽根田氏は当事69歳で、世界最年長の彗星発見者。また発見時に使われたわずか8cmの小口径屈折望遠鏡(自作のコメットシーカー。博物館に収蔵)というのも驚くし40年目の発見という不屈のコメットハンター魂も凄い!
その観測所跡の上に立つと畏敬の念が込み上げてくる。
更に運と偶然もまた面白い。空のコンデションがよくないので観測は中止しようと思ったら犬が観測小屋に行きたがったので、しぶしぶ観測小屋に出かけ、その時の唯一の晴れ間の南天・・・しかも星雲の多い天の川を避けて、その東のやぎ座付近を捜して発見したとのこと。

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なおこの彗星はその時だけ一時的にバーストして明るくなったようで、周期は5年半なのにいまだに再検出されていない。関勉さんのHPにこんな話も載っている→思い出の彗星

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田んぼの中に立つ「すい星発見の地」の看板。この裏に説明が書かれている(上の写真参照)。

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観測小屋跡に向かう途中にある名犬コロの碑(墓)。彗星はコロの導きによって発見されたと書かれている。


感慨深い思いを胸に「すい星発見の地」を後に帰路についた。


より大きな地図で 羽根田-カンポス彗星発見地 を表示



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この記事へのコメント

かすてん
2011年03月02日 21:02
いやぁ、良いお話をありがとうございます。
やまのん
2011年03月02日 21:19
NHK福島ローカルで去年やってて
機会があったらいきたいなと思ってたんですよ。
来年常磐道が開通する予定なので行きやすくなりますよ。
山本
2011年03月02日 23:59
羽田・カンポス彗星聞いたことあります。
相馬周辺は、空の状態はどんなんですか?
東白川と同じくらいには保たれてると推測
しますが。
30年前まではまだ8cmクラスの機材で
新彗星が発見出来たんですね。
やまのん
2011年03月03日 00:22
相馬はかなり空は明るくなってい今では眼視では無理ではないかと近所の方が書いています。
http://1980sacfukusima.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_8001.html

今でも8cmクラスの機材でも発見はできると思いますよ。光害があれば電子の目が必要でしょうけど。
昨年の池谷村上彗星は8等級だったので、突然バーストした彗星とめぐり合えれば眼視でも可能かもしれません。
羽根田-カンポス彗星も突発バーストでしたしね。
もも
2011年03月04日 20:33
こんばんわ、ももで~す。
ここを見て、私も行きたくなったので行ってきました。
ご存命中にここを尋ねたのは何年前だったかな~?
やまのん
2011年03月04日 23:10
ご存命中にいらっしゃったんですか!!
貴重な話も聞かれたのでしょうか?

羽根田さんは1992没ですから
もう10年以上前ですね。
もも
2011年03月06日 02:00
こんばんわ、ももで~す。
何年前に行ったのか?ただいま調査中。

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