令和元年度の主な天文現象と天文台イベント

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令和元年/2019年度主な天文現象

2019年(平成31年)
4月9日宵 月と火星が接近+ヒヤデス星団食。
2019年(令和元年
5月7日未明 みずがめ座η流星群が見頃。
7月4日暁  月と火星と水星が集合
7月下旬 木星・土星が見頃(観望時間内で)
7月17日未明 半影月食(月没帯)
7月28日未明 ヒヤデス星団食
8月7日 伝統的七夕
8月13日 ペルセウス座流星群が極大(月明かり有)
9月13日 中秋の名月(十五夜)
9月14日 最遠の満月(ミニマムムーン)
10月11日 十三夜(栗名月)
10月22日未明 オリオン座流星群が見頃
11月28日夕 月と木星・金星が集合
12月 4日夕 月面X
12月15日 ふたご座流星群が極大(月明かり有)
12月26日午後~日没 部分日食
12月下旬 ブランパン彗星が見頃(5等級)

2020年
1月11日未明 半影月食
2月 1日 20h半 月面X
4月 4日 金星がすばるをかすめる
4月 8日 最近の満月(スーパームーン)

★肉眼でも楽しめる現象がほとんどですが、双眼鏡や望遠鏡があればより楽しめます。
★カメラマークは、バルブや星空モードがあるカメラで初心者でも撮りやすい現象です。コンデジでも撮れる現象も。
★日食は、観察用の日食グラスなどが必要。撮影には太陽専用の減光フィルターが必要。
●満月や月食、月面Xは望遠ズームがあればで写せます。



◆鹿角平天文台のイベント
※4/1現在の予定です。正式日程はブログで発表します。

北山輝泰先生の星景写真ワークショップ(※有料。宿泊費込み。定員10名)
初心者向けの星景撮影講座。
第1回:7/26(金)~27(土)1泊2日終了
第2回:8/31(土)~9/1(日)1泊2日満席
第3回:11/2(土)~4(月)2泊3日
※受付開始日・料金は役場HP・天文台ブログで発表。

インストラクター養成講座/空を見上げて夜空を楽しむ講習会(申し込みが必要です。参加費無料。定員10名)
講座終了後も機材がなくても星空を見てもらえるように、自分で探して見るのに重点をおいた講座です。

普段の生活では、前や下を向くことがあっても上を向くことは皆無ではないでしょうか? 
星空を眺めて、ちょっとブレイク! 天文の知識が無くても、星空への興味があれば大丈夫。星のことを知ってから夜空を見上げれば、ひとつひとつの輝きがいつもと違って見えます!

第1回 7月7日(日)19時~ 「七夕はいつ?」
第2回 9月13日(金)19時~ 「中秋の名月。月の中に見えるのは?」 残席3
第3回 10月22日(火)19時~ 「肉眼で探す最遠の星+星雲星団+オリオン座流星群」

※すべての講座に参加できなくても大丈夫です(単一参加も可能です)
※雨天曇天は座学だけになります。
 全講座が雨天曇天で実習ができなかった場合の予備日は11月18日(月)「肉眼で探す最遠の星+星雲星団+流星群」

※受付開始日は役場HP・天文台ブログで発表。

鹿角平★星空とロマンとの出会い2019
(申し込み不要のフリー観望会)
GW さめかわ春まつり観望会
5月3~5日 19時半~21時 雨天曇天中止。
「春の銀河と二重星」

お盆休み観望会 8月11~12日 19時半~21時 雨天曇天中止。
「夏の惑星と月」
※この時期の薄明終了は20時頃。当日は明るい天体があるので薄明中の開始ですが、月のない夜に予約観望される方は夏休み期間は20時頃にした方が賢明です。空が明るすぎて星がよく見えません。

がんばろう福島ラリー鹿角平SS会場ブース(11月3日
 

さらば鹿角平天文台

管理人やまのんです。
私事ではありますが、本年還暦で定年です。また多忙に付きブログ更新を止めていましたが、本当は癌摘出の手術でした。経過は順調ですが神経と舌の一部を削り、現在治療中の陽子線治療の副作用が1~2年残りしゃべるのが難しく解説が困難なため、このまま新年度前に引退を決意しました。

ブログも訪台者の殆どが見てないことがわかり、引き継ぐ人もないためこのままフェードアウトだと思います。HPは有料なため、支払いが止まれば消えてしまうので、資料など一部を無料サイトに移転しようと思っています。づっと星空を見たり撮ったりしていくんだろうと思っていたので無念で、こんな日が来るとは思いもしませんでした。

普通に生活できることが実は凄いことで、なにげなく星空を見上げられることが、とても幸せなことだったなんて気が付きませんでした。

のどの脇に小さなコブを痛くもかゆくないから、いつのまにか大きくなって慌てて病院にいったら大事に。だいたいみんなそんな感じらしいので(^^; 皆様も、どうかお体に気をつけて長く星空を見上げてもらえれば幸いです。


         4月1日 やまのん
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なんて4月1日ですが、半分はほんとでまだ病気療養中です。悪いことは全部、エイプリールフールが嘘にしてくれればと願っています。

ついでに天文台解説に定年はないっす(笑) もういい加減にしろと言われるまで続けます(^^; 癌にも負けてられませんし、術後の経過も良好なので、できたらづっと訪台者のみなさんと星空を見上げ続けたいですけどね。

舌下線癌で神経と舌の一部を削った&陽子線治療の副作用ため、ロレツが回らないので若干聞きづらい解説になって怪しい解説がより怪しくなってますが、どうか生暖かい目で突っ込んでやってください。

訪台者が3割くらいしかブログを知らないのは本当で、ブログより訪台者向けの星空ガイドを作成したほうがいいかなとも思ってます。回復には1~2年はかかるというのでげんなりしてますが、原稿を書くにはなんら支障がないので(^^; ブログの方はペースは落ちますが、個人的趣味全開で時々UPし続けていきます。

HPも有料サイトなので、そろそろ終わり方を頭の片隅にいれとくようかなと思っています。FC2あたりに一部データを移しておこうかなとも思っています(まあだいたいこういうのは実行に移せないんだよな)

ためらう十六夜(月の出の遅れ)

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2019/03/22 

昨日は春分の日と満月が重なる珍しい日だったとか。

ところで、月の出は1日に約50分遅れるのはよく知られていいますが、これは平均値。見かけの動きは恒星に対して1日に12度動きます。同じ12度でも天の極近くでは移動量が小さく見えます。満月の出の遅れが一番移動量が大きく見えるのが天の赤道に月がある春分の日の頃で、前日の月の出より73分遅れて満月が昇ってきます。
せっかくなので、十六夜(いざよい=ためらいながらでる月は調べてみると(※ステライメージ使用。鹿角平天文台の緯度経度で今年の場合で)、前日の満月より68分遅れて出てきます。かなりためらってますね。まあ2月の73分遅れの方がすごくためらってますが(^^;
逆にためらわない十六夜は 9月で前日の満月の出より27分遅くなるだけで、その変動がかなり大きいですね。

渡部潤一講演会「宇宙生命は存在するのか?」

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白河市で渡部潤一先生の講演会を聞いてきました。
SLFなんか飲んでる先生しか見てないので新鮮(^^;

持ちネタのアイソン彗星からスタート。
日本で唯一現存する会津藩の天文台遺跡など県内関係の話を交えて
本題の「宇宙生命は存在するのか?」に。
10年以内には答えが出るとのこと。
系外惑星の通過時のスペクトル吸収線による観測・・・そのために
30メートル級望遠鏡をハワイに建設中だとか。
最後に地元、白河皆既日食の話(小峰城に記念碑があり)で終了。

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日本工機白河製造所の方が、「はやぶさ2」のプロジェクトのインパクターのお話。会津大や帰還カプセルパラシュートなんかは知ってたけど、県南でもかかわる企業があったのね。

衝突装置は福島県発(民友)

衝突装置には日本工機白河製造所のほかにも県内企業の技術が採用されている。爆薬が詰められた容器の製造は石川製作所(鏡石町)と子会社のタマテック(同町)、容器と銅板の溶接は東成イービー東北(郡山市)が手掛けた。まさに、福島発の技術が結集した衝突装置だ。試料採取の前段階となるデータ収集などでは、会津大の技術が重要な役割を担っている。




ココに福ありfMAP「R349を行く」

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NHK総合(福島県内のみの放送)ココに福ありfMAP「R349を行く」/2/8(金)19時半~の放送で鹿角平天文台がでます。

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取材の日はたまたま、原天文台長の命日墓参のついでに訪台してた生徒さんを交えて、原台長の話に花が咲きました。
天文台や鹿角平合宿ゼミでの原さんしか知らないので、学校での思い出など楽しく聞いてました。

どんな放送になるかはわかりませんが、県内の方はぜひご覧下さい。

シリウスB

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白色矮星のシリウスBは地味ですが天文ファンに興味深く見たいものの一つです。

昨日は暖かくて(-4度ですが)空もぼんやりしてたので、
シーイングがいいかとシリウスB。
スパイダー光条が邪魔で鏡筒回しでなんとか見えました。
以外に離れてるけど、シリウスが明るくて非常に見づらい。
毎回チラチラとしか見えない。写真ではしっかり写るんだけどね。
動画で撮ったけどKissじゃ写らないな(^^;
10cmクラスでも見えるというので副鏡FC125で・・・何回か見てるんだけど
冬場の標高700の山頂付近の鹿角平ではなかなかというか一回も見えたことがない。もう少し条件が揃わないと見えないかな~? 回折環(エアリーディスク)と被っていて見えないのか? 今回も見えなかった(^^;

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画像クリックで「シリウスBは見えるかな?」阿南市科学センター / 天文館 blog
シリウスB(8.4等)は約50年の周期でシリウスのまわりを楕円軌道で回っていて
角距離は2″台から11秒台と大きく変化。現在は見やすくなってますが、冬場は悪シーイングが多くてなかなかみれません。非常に見づらく望遠鏡を見慣れた人でないと見つけられないかも? 

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シリウスとほぼ同じ離隔のリゲル。
同じ露出でスパイクがほとんど写らない。
シリウスは全天一の輝星なんだと改めて思う。


少年 (新潮文庫)
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形見の望遠鏡で天空のシリウスを探す兄と弟「星の巣」を収録。

棚倉町の星空観察会

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鹿角平天文台に限らず星空観察会は各地で開かれています。
そんな地元の催しにでかけて観察してみてください。
天文台でいきなりみるより、星を見慣れた目になるので
より深く鑑賞することができますよ。

また天文台では星空や天体を見るがメインなので、
星座神話などはほぼ語りませんが、
プラネタリウム主催の観察会ではそんな話も聞けます。

観察会は役場(役所)の広報誌なんかに載ってます。
天文台やプラネの観察会はパオナビでも調べられます。

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広報にしか載らないような棚倉町の倉美館でおこなわれた観察会にでかけて見ました。年数回・不定期で開催してるとか。

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30人ほどですが思ったより参加者がいる・・・星空に興味ある方は結構いるということですね。こどもと保護者・年配の方がほとんど。若者など中間年齢層は皆無・・・そうなるとやっぱり行きやすい町中の施設だよね。アクセスの悪い鹿角平天文台とはこうはいかない(^^; 
あと広い研修室もいいなうちは10人も入れないから(^^;

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研修室で星座早見盤作りと使い方など、プラネタリウムで冬の星空。星のソムリエの方が講師です。今日は冬のダイヤモンドにまつわる星座の話や番組。講師の方が星めぐりの歌を歌ったり演奏しててびっくり。俺がやったらジャイアンだからこれは真似しないようにしよう(^^;

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ちなみに中央のミノルタのプラネはオブジェ(故障放置)でステラドームプロ(東北でここだけ)のプラネです。
棚倉町文化センター(倉美館) プラネタリュウムは事前申し込みで利用ができます。昼間はここで星空の知識をいれて夜は天文台で本物をみるなんて使い方もいいですね。

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プラネのあとは星空観察会。プラネで見たものをすぐ実際の星空で確かめられるのはいいな~。施設・駐車場を消灯して観望。隣接するルネッサンスの外灯が明るいから、影になるエントランスで観望。視界は限られるけど風よけにもなってgood!

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講師一人でどうするのかなと思ったら、外には町の天文愛好家の方がそれぞれの望遠鏡で待機。3班に別れて(星空・望遠鏡×2)て星空観測会。冬のダイヤモンドを探したり、望遠鏡ですばるやオリオン大星雲を観望。やっぱりというか一人で受け持てる&スムーズに見せられる人数って10人あたりだな。

観察会後にそのまま解散となりました。開始の頃は小雪がチラついていたけど、晴れてきれいな星空が見れました。なんだかんだいっても晴れて見れるのが一番ですね。


センタームーンと月面図。

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ニュースじゃスーパームーンだとか。
最近の満月は来月なんだけどね。
だんだん定義がゆるくなってくな。まあスーパーだけに大安売り(^^;

で今回はスーパー・センター・ムーン?
月面中央と見かけ上の中央がほぼ一致した満月なんだけど、
この月相どこかで・・・・。

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飾ってある月面図だ
そりゃそうだよな。緯度経度0°=月の中央を中心に描くよな。
わざわざ重ねて見なくても・・・当然ほぼ一致してるな。
周辺は秤動を考慮して変形させるかもしれないけど。
まあ複写が歪んでるのもあるけど(^^;

センタームーンは一番平均的な満月ということか。

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今回の満月は月の出の頃にはムーンピラー(月光柱)も見られました。



星の手帖社 精密夜光月面図ポスター
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石川SLFでかなり昔に星ナビブースで買ったポスター。
づっと飾ってあるから、なるほどと見慣れてるわけだ。
たしかKAGAYAさんが書いてるはず。

センタームーン

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満月前夜。BORG76プラ(直焦点)+OMDEM5Ⅱ。
プラ刻みのラックピニオンでは流石にピント合わせが難しい。ほぼ直焦でしか撮れないのね。プラマウントがM49.8なので、M57ADつけると穴に補正レンズが通らないのでピントが出ない。×1.4DGはOK。


アクロマートもレタッチすると結構いけるな。薄皮一枚ベールがある感じだけど。
BORG76プラ+AZ-GTiで使ってるけどこの軽さはベストマッチ。
プラ鏡筒は天文ファンには嫌われたけど、ターレット接眼部はいま使っても斬新。
アクロなので眼視では、木星以上明るい惑星とか月だとパープルフリンジが結構きついけど、星雲星団では気にならない。たまに古いとというか初心に帰るような機材で見たり撮ったりするのもいいもんです。まあ俺の場合、シングルレンズの自作が最初の望遠鏡だったけど・・・
今思うとかなり酷い見え方なんだろうけど楽しかったな(^^;

タイトルのセンタームーンは、ほんのり光芒さんの「月の『真ん中』を見たことありますか?」から。
今夜1/21から22日にかけてが真ん中の月が見られますので注目してください(満月は14時ごろで皆既月食・・・当然日本では見えない。ウェザーニュースで生中継してる)。

月面中央と見かけ上の中央がほぼ一致した満月だそうで、次のチャンスは2021年だとか。スーパームーンより貴重かも?
まあ月の中央なんて、中央の入江くらいしか意識したことがないし、
中央より秤動で外縁地形が見えるか見えないかの方に注目しちゃうもの(^^;
ついでに深夜にはブレセペと接近します。半月の時はそれなりに見えたけど満月の月明かりでどのくらい見えるかな?

というわけで(どういう訳だ?)
見過ごしていることはまだたくさんあるっうことで、
初心をおもいだすべき、28年目の76プラで久しぶりに撮影してみたわけです。

プラ鏡筒の手軽さが長く使いやすい結果になったね。
紙筒製の最初の望遠鏡はすでにないから
TS6.5セミアポが一番古い望遠鏡だけど、
筒だけでも長いし重いし、架台も出すようでめんどくさいし
平成と共にあったこいつで(^^;