星・月の景色フォトコン落選作品 「自ら光害を空に放つカメラマンの身勝手はどこまで許されるのだろか?」

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第4回ふくしま星・月の風景フォトコンテスト落選作品
「自ら光害を空に放つカメラマンの身勝手はどこまで許されるのだろうか?」
強烈な照射合戦を止める自動車の通過によるヘッドライトの弱い光を利用し撮影。


フォトコンのコピーが
「星たちや月の輝き、月明かりに照らされた幻想的な光景」といいつつ
照射星景(ライトを利用した星景写真)の写真を使った募集チラシだったもんで
なんじゃそりゃ!?とこんなタイトルにしました(^^;
ついでに照射星景の線引きははかなり曖昧なので
なんらかのコメントを出してもらいたいかなと。
星空を守るべき施設のフォトコンなんだし(他力本願)。

大なり小なり照射はしてるので批判はできないけど、
ローライトな照射になるよう声を上げていかなと
大光量が正義になってしまいかねないし(^^;


spitzchuさんの動画から

越代の桜の夜は、今もこんな感じで
星をメインにした夜桜を撮る天文ファンには残念な場所になっているようです・・・・
いやそれどころか罵声やトラブルが絶えないらしいです(^^;

照射星景は基本的に独占的な撮影方法。
数人しか撮ってないなら照明の順番や光量を話合できるけど、
不特定多数がいる場合はトラブルになりやすい。
また天文ファンと風景カメラマンでは撮り方や考え方が対照的だ。

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クルマの通過より強烈なLED照射。その眩しさには驚いた。
マスキングで対応しようと思ったけどここまで強烈だと無理でした。
外光=光害や作業光など。これだけじゃ暗いのでレベル調整が必要。
これに色調整して、持ち上げれば画像が荒れるのでノイズ処理をかけて仕上げ。
露出はすべてISO1600/F2.8/30秒


以下は個人的見解。

もともと星景写真は地上シルエットを入れた固定天体撮影が元祖。
これに月明かりなどを利用して積極的に地上風景を取り入れたのが星景写真。
天文ファンが撮っていた天体写真の一種なのであくまで星空がメイン。
月明かりや町あかりを利用して、画像処理で持ち上げたりする。
照射は積極的でなく、
弱い光でもライトを自ら空に放つ照射星景はすべてダメ(光害)という人もいるほどだ。

風景カメラマンは、
低感度信仰の人が多く、ノイズが増える画像処理は嫌がるので
強力なライトを使う人が多い(ピント合わせにも使うから)
。ついでにダイレクトストロボの人も多い(^^;
星空を背景や記号として扱っているのか、星景でのライトの使い方を知らないじゃないのかと思うほど
メインが景色だからそれでいいんのかも知れないけど。
中には遠方から強烈なライトで照らす人も・・・これには驚いた
照射された桜が無茶苦茶眩しくかなり困惑 ( ̄へ ̄|||) ウーム
この人達の理想は(夜桜中継みたいな)多灯ライティングなんじゃないだろうか?
だとしたら、
仄かな灯りで星を撮っている人がいることも知ってほしい。
その光で星々の輝きは埋もれてしまうことも。
ついでに長時間露出中は天文ファンは星を見てるが、
風景カメラマンは修行の用に張り付いてる人が多い。
星景色を撮りに来たなら、
モニターばかり見てないで星空を見上げてほしい。

美しい星空の景色を撮りたいと思うなら
星空のことを少しは知っておこないと撮れないと思うぞ。


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無数の外灯が多灯ライティングのような公園。
紅葉もよく写り月とか光跡写真が撮れるけど、
満天の星空写真は無理。


俺はというと星屋なので控えめ。
月明かりや外光を利用することが多いけど、補助光としてライトも入れる。
(外灯などは影がきついから)
原稿用だと光量を多め・・・写真が地味になるのでウケが悪いから(^^;

大なり小なり照射はしてるので、あーだこーだとはいえないんだけど
照射星景は、ローライトな照射になるよう声を上げていかないと、
強力な光が飛び交う夜空…夜の撮影はライトアップでなんてぇのが
常套化して他の撮影場所にも広がっていくのを危惧している。

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天文台の灯りは消してもいいんだけど必要な明かりなので点けてます。遮光カーテンから漏れる程度の明かりは、ないと寂しいし・・・そういうこと。

俺は雑誌なんかには、「ローライト」とか「トラブルにならないように」「星に興味をもって見て撮るとなお楽しい」と書いてはいるけど、
某風景写真家なんかは、勝手にライトアップと喜々として語ったり
光量の違うライトを最低でも3本必要とか、
日本で発売されてない◯000ルーメンのx超強力ライトを自慢したりとか
ギャップが大きい(と思ってるのは俺だけ? まあ写真家でなく天文台解説員だしな…。
考えてる方向が全く違うんだから、折り合うわけ無いかも?)

将来的には超高感度の性能向上が解消してくれるとは思うけど、
LEDライトの性能アップ+安価化+スマホで多灯コントロール可能
などで同時にライトアップが手軽になるんだろう・・・溝はうまらない?
ライテングと星空の美しさのバランスは、
文明と自然の共存にもにた永遠の課題なのかも(笑)

PS:
タイトルが悪いから選外としますとワザワザ説明にこられた。
福島の復興に夢のある星空写真を集めたいので、
マナー喚起を促すようなこのタイトルだけが悪目立って
このタイトルはそぐわないとのこと。

あれ? 星空の美しさの啓蒙がテーマじゃなかったんのか(^^;
いい機会なので
福島の復興なら、観光地でも撮れる比較明合成を解禁したらどうですか?
復興後も誇れる星空の為に、光害を考えるキッカケとなる照射星景にも
なんらかのなんらかの指標を示したり、コメントをお願いしたい。

写真家の審査員は全体評で毎回ノイズのことに触れているけど
光跡写真のノイズ対策である比較明合成やコンポジット合成が
応募資格外なのは矛盾してないか?
強力な画像処理も禁止してるけど、
不自然な作品を選ばなければいいだけなので、
表現の幅を狭めないでほしい。などを意見をだした。
次回の応募に活かしたいとのことだった。

※本記事はピンぼけ日記の個人的愚痴を抜いたコピー記事です。

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この記事へのコメント

至福の月
2016年05月04日 10:14
まったくその通り!としか言い様がありませんね、写真のタイトル最高ですw。
2019年12月23日 21:10
今頃になって読ませて頂きましたが、その通りに思います。意見には個人差があるとは思いますが、周囲の事も考え、
あるがままを工夫して撮影したいですね。この後、改善されたのか気になります。
やまのん
2019年12月23日 21:52
最近は雑誌でも星景の撮影マナーにふれる人が増えていますね。もしかしてたぶんあちこちでトラブってるからかも? 人それぞれなんだけど、撮影マナーの悪い人が撮影地を消していくんだよ。それはちょっとしたことの負の連鎖かもしれないし、たった一人の大馬鹿者がすべてをだめにしたかもしれない。

越代の桜は防犯外灯が復活(以前からあったけど消灯されていた)して、煌々と照らされていて星景は撮れないみたいですね。今後どうなるのかわからないけど、かえってその方がいいかも。
もしかして駐車場でのトラブルとかあって、外灯つけるようにしたのかもしれないな(^^;
俺もここでうるさい人がいたからライト消して歩いてたら側溝に足をとられて痛い目にあったし、気を使いすぎると星峠のようなことになる場合もあるんだよ。なんいつけ安全優先で。

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