鹿角平天文台の平成

平成元年(1989年) ふるさと創生一億円事業の一環で鹿角平天文台の計画ができる。日大・原正人ゼミが主催した鹿角平大観望会で当時の村長が星空の美しさに感激したのがキッカケだとか。

平成2年~平成3年(1990~91)2年秋に天文台が完成し翌年春に鹿角平天文台オープン。

平成7年(1995)空前のアウトドアブームの影響なのか、天文台に族のあんちゃんや新興宗教?など、変な人やあやしい人々も訪台(^^;  このアウトドアブームは平成30(2018)年に再発し、こんどは今まで訪台者がいなかった晩秋~初冬に集中する(アニメの影響? )  

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平成8年(1996)年3月、長大な尾を見せた百武彗星。個人的に肉眼で100°以上の尾が見えて大興奮。天文ファンの三大見たい現象の一つ。

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平成9年(1997)年3月~4月には巨光を放ったヘール・ボップ彗星と立て続けに大彗星が出現。宵の空に明るく見えたので天文台も大賑わい。

平成10年(1998)7月7日 公式天文台HP開設。
当初はワープロ作ってました(笑) 画像はフィルムのスキャン。メインカメラは当然フィルム。デジタル機器の進化を目にした平成でした。
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コンデジで天体写真
ブログは平成17(2005)年に開設。個人的に(PCも含めて)デジタルへの移行は遅く ブログ用画像はミノルタデマージ7GX100とかバルブのあるコンデジで撮影してました。

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デジ1を購入。あれから10年フィルムで撮るのは稀になりました。
デジイチは2009年のEOS KIssX2改KissX3でデジタル化が一気に進みました。
ちなみに開台時の望遠鏡制御は完全手動。導入は目視(5cmファインダー)。次がDOS/V機でデジタルメモリ環(初代ミカゲの架台にはメモリ環がなく、エンコーダを追加して赤緯赤緯を表示させた)。その後PC-98機にNEWSで自動導入(デスプレーの十字ファインダー式。時代はWINが主役でPC98の保守が一苦労)WIN-XP機ステラナビゲータで星図から自動導入と更新されていく。現在はWIN10+スターパイロット/ステラナビゲータ9を使用。

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平成10年(1998)11月 鹿角平天文台からもTV中継があったほどしし座流星群フィーバーも空振り。見頃が深夜過ぎだったため初の深夜開放を実施したけど天文台の丘には訪台者は少なく肩透かし。中継の夕方からの訪台者は300人ほどなんですが、放送中~終了2~3時間が訪台者のピーク。流星群本番の深夜前にはほとんど帰られた(^^; ちなみに流星雨になった時も10分程度見たら帰る人がほとんどでそんなものなのかと驚いた。鹿角平は来る車・帰る車で渋滞や事故も。
平成13年(2001)年11月 しし座流星群の流星雨。狂喜乱舞(笑)これが夢に見てた流星雨か! 
個人的に天文ファンの三大見たい現象の、皆既食・大彗星・流星雨をコンプリート(笑)
※皆既食は平成の前年の昭和63年(1988)小笠原沖皆既食で見ている。
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平成15年(2003)夏 火星大接近 「6万年ぶり」とマスコミが加熱。大接近の夜には500人近くが訪台するも曇天で助かる…たぶん晴れてたら収拾できなかったと思う。しし座流星群以来の夜の鹿角平渋滞。路肩に落ちた車も。

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平成19年(2007)年 憧れの昼間の大彗星マクノートを目撃。とにかく尾だけ見えたりして驚かされた。

平成23年(2011) 1月 原天文台長逝く
鹿角平天文台ができるキッカケを作った。当時のゼミ生たちは今も命日近くの週末に集って墓参(福島県棚倉町)している。

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平成23年(2011) 3月 東日本大震災と原発事故により天文台休台。※震源が近い4月の余震のほうが被害が大きかった。
夏には再開するも数年間は訪台者はほとんどなく、現在も林間学校はもどらなかった。望遠鏡は修理できても、放射能への心配は令和になっても消えていないだろう。



平成24年(2012) 6月 金環日食。
天文台が迎える初めての金環食。原発事故の影響なのか平日の朝&鹿角平より下は濃霧で見えなかったからなのか訪台者ゼロ。鹿角平では数名が見上げていた。

平成29年(2017)夏  鹿角平天文台リニューアル
震災で傷んだ架台をやっと交換。それまで騙しながら6年間使ってきた。地震で軸の変形等で電磁クランプが不調でロックできない。クランプが滑るので自動導入ができないなど。手動ロックに目視導入で対応。便利なものがなかった昭和の天文ファンはこんなのあたりまえ(笑) 訪台した某天文部はアプリがないとアンドロメダ銀河さえ導入できないと言ってたのには驚いたけど肉眼で見えるような空じゃないからと聞いて納得。そんな都会の空でもデジタル観望ならいけるから、星図から導入とかはなくなっていくんだろうな。

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リニューアル記念撮影観望会を翌年からパワーアップした星景撮影と観察会は令和元年も引き続きおこないます。

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この記事へのコメント

ふわり
2019年05月01日 00:39
令和元年 おめでとうございます
ふむふむ! 鹿角の歩み よく分かります
百武彗星の長い尾 見たかったなぁ~
取りあえずは肉眼で見てたけど そんなに長い尾って知らなかったんですよね
なかなか大きな彗星 最近来ないですよね
改元記念に 来ないかな~
やまのん
2019年05月01日 00:48
百武は天の川より淡い尾だったので、見る場所で印象がまるっきり違いますね。ほんと大彗星こないですね。毎年そろそろ出ると言われ続けてるけど、数十年に一度とか言われてるからほんと出現してほしいけど、アイソンみたいに消滅するのもあるからな。そう考えるとラブジョイはかなり明るかったかな?
ZZR
2019年05月05日 23:50
鹿角平キャンプ場を知りここ5年ほど通ってます。
まさかアウトライダー通信員がいたとは知らずびっくりでした。家にあるバックナンバー見直しちゃいました。自分はKDXで行った内山牧場キャンプ場で見たヘール・ボップ彗星が印象的で忘れられません。また肉眼で尾が見える彗星くるといいですね。
やまのん
2019年05月06日 13:07
え~。売名の為に「鹿角平天文台通信局」にしてたのに効果なかったか(^^; ORには天文記事とか書いてたんだけどね・・・俺もまだまだだな
いちおう自分のブログにWritr一覧があります。https://yamanon.at.webry.info/theme/5661dfdd79.html

HB以降も、肉眼彗星や期待された彗星もあったけど明るく立派な尾が見えたのは南半球ばかりだし、そろそろ北半球にもお恵みを!
でも出るとバイクで星見でなく、機材積んで車になっちゃうからな痛し痒し(^^;

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