月面グー
今日の月は月面グーが見えてました。画像は71FL×1.4=f560mmなのでグーまでわからないけど(条件のいいときに拡大撮影しないとグーに写らないね ^^;)
クレーターの中に2つ~3つの光点が見えていて、高倍率でみると、たしかにグーチョキパーのグー(げんこつをやや横から見た感じ)。テオフィルスクレーターのグーがみえる月齢条件はゆるく上弦すぎまで見えるが、高倍率で見るのでシーイングがよくないとグーにみえにくい。親指と掌丘(指球)にあたる部分の2つはよく見えるけど、指に当たる部分の筋(影)がシーイングがよくないとはっきりしない。
画像リンク/月面名所案内:アルタイ断崖付近&アポロ11号着陸地点+α(中川光学研究室ブログ)
その発見記の移転先はこちらから。
月齢による考察は、ほんのり光房さん「月面グー」の見え方を探るに詳しい。
ついでに逆相の時はグーには見えないのか検索してもでてこない(もちろんテオフィルスクレーターではでてきますが)
逆相のテオフィルスクレーター
画像リンク先:ほんのり光房/今日の月2016/02/27:アポロ着陸地の話題
なんて書いたら、みゃお@ほんのり光房さんが人差し指を突き出した「3D指さしマーク」に見えるとか。ちなみに俺は三つ葉のクローバーに見えて、時々四葉に見えるといいことがある・・・らしい(^^;
何に見えるかぜひ倍率上げて注目して見てください。
この記事へのコメント
クレーター錯視とも絡みますが、人間の「陰影知覚」を調べるとなかなか面白いですね。
私はテオフィルスのセンターピークがずっと「三つ葉」か「三色スミレ」に見えてたので、「月面グー」の話が出たときは目から鱗でした。
以前務めていた天文施設で、「クレーター錯視」を何種類かプリントパネルにしておき、月面観望の中休みのときに「これ、凹?それとも凸?」って具合に余興で見せていました。そのあとひっくり返したりしてみると、こどもたちには大ウケでしたね(笑)。
やっぱり三つ葉に見えてましたか。
月面グーの破壊力はやっぱりすごいな。いまはそうにしか見えない(笑)
クレーター錯視の余興いいですね。真似しよう(^^;